人間交差点

あったことやなかったこと、ありもしないことやあってほしいこと。

「平成」の青い春はもう二度とやってこない。

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まるで初夏のような、肌をジリジリと焼く陽射しを感じながら、「平成最後の5月」の言葉に小さな衝撃をうけた先月末。

 

来年の4月まで何でもかんでも「平成最後の〜」がつくのだろうと予想できてしまうことに苦笑いが漏れてしまいそうになるけど、「平成生まれの平成育ち」、平成が染み付いる世代からしてみると付けたくなる気持ちはわからないでもない。

 

来週には関東も梅雨入りし、梅雨が明ければ「平成」最後の夏がやってくる。 

 

 

夏といえば、「青春」の二文字がぴったり当てはまる季節だと思う。特に学生時代の夏の思い出は、良くも悪くも強烈な後味を残して過ぎ去っていく。時たま、頭を抱えたくなるようなことを思い出してしまったり。

 

そんなこんなで夏といえばこれ!というイベントの中の思い出たちを振り返って、精神的な絶望に自分を追い込んでいきたいと思うので、よければお付き合いください。

 

 

 ①夏祭りマジック

 高校1年生の夏、やっと高校生活に慣れて、はじめての長期休みに仲のいいクラスの男子の友達に紹介されたのが、初彼氏のYくん(としておきます)。友人とともに、その男子の地元へドキドキしながら電車で向かったのが懐かしい…。

ちょうどその日は夏祭りで、はじめましてだったのにも関わらず、知らないうちになぜか2人でお祭りをめぐり、ベビーカステラを半分こ…なんて、そんな淡い思い出。

道端の縁石に座りながらサイダーを片手に1時間くらい話し込んで、夏の夜の暑さとお祭りの熱気にのまれたあの夜は、初めて実感した確かな「青春」の1ページ。

 

初恋の人と偶然の再会、一緒に花火

神様のばか!と思わず叫んでしまいそうな、会いたかったような会いたくなかったような初恋くんとの再会。中学校から別々になって、連絡を取り合うこともなかったのに、ばったりと道で遭遇して一瞬世界が止まったような感覚に陥った。たぶんフリーズしていたと思う。久しぶりとのんきに声をかけてくる彼に心臓バクバク。呼吸困難寸前。なんの話をしていたのか、会話の内容は思い出せないけれど、なぜかその日の夜に花火をすることに。

夜の20時過ぎに河川敷近くの農道に集合して、2人だけの手持ち花火大会。色鮮やかに変化する花火の光を見てコロコロ変わる彼の表情に目が釘付けで、花火の綺麗さなんてどうでもよかった。

このよくわからない一夜の出来事は、強烈に思い出として焼き付いてるし、やっぱり初恋の人はいつまで経っても特別な存在らしい。

 

③誕生日の海

大学1年の夏、8月生まれだったことを憶えていてくれた男友達の運転で急遽、海へ行くことに。(運転はとにかく荒かったけど)無事に海へ到着!と思った矢先に大雨…。自他ともに認める雨女を存分に発揮し、車の窓越しには大しけの海。当然のことながら大爆笑でした。

車を降りて、道の駅のような場所でバカみたいに暑いのにラーメンをすすり、雲がきれたほんの少しの間で海辺を散歩。海は大荒れでしたが。砂まみれになった足に、べたつく髪の毛、雨で湿った洋服、何もかもが最高で楽しかったなぁ。

それに、運転する横顔の雰囲気がいつもと違うから、どこかドキッとしたのはここだけの秘密にしておきます。

 

 

 

そんな10代の夏のあわい記憶たちをふりかえってみましたが、みなさんにもきっと夏の思い出がたくさんあることでしょう。10代のあの無敵さはどこから湧いてくるのか、今となっては自分のことなのにさっぱりわかりません。

 

夏は暑くてジメジメして、あのなんとも言えない肌にまとわりつく空気が嫌いでたまらないけれど、大切な思い出を残してくれるあの季節が恋しくてたまらない、そんな矛盾した思いがいったり来たり。

 

そんな夏、「平成」最後の夏がもうすぐ、そこまでやってきているようなので、みなさんの今年の夏が最高に楽しくなるように願っています。